オーストラリア・ニュージーランドの鉄道を紹介します!
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Australia and New Zealand Railfan
V set
主にブルーマウンテンライン、セントラルコースト:ニューカッスルラインを運行しています。

1970年に運行開始。1989年までに246両製造されました。
製造はComeng。
三菱製の制御装置を採用しました。

車両は全て2階建て。
編成は基本的に
制御動力車+付随車+付随車+制御動力車=クモハ+サハ+サハ+クモハ
ですが、編成の組替えや駆動車の付随車化を行っている編成もあります。
座席定員は制御動力車が88-96人、付随車が92-122人となっています。
Vsetは24m車で、近郊電車が20m車なのに対し車長が4m長いです。

<デッキ>
デッキは狭く、その分客室の座席定員に当てたようです。
扉下には泥落としのマットが引かれています。

<客室>
デッキと同じフロアに数列座席が並んでいます。
化粧板は木目調で床はカーペット敷きになっており、高級感が漂います。

左側の座席が一部撤去され、車椅子スペースになっています。
座席上部には網棚が設置されています。

2+2の転換クロスシートが並んでします。
シドニーを走る一般列車で座席が2+2なのはVsetのみとなりました。

車両の半分はデッキと同じフロアで、途中から1階と2階に分かれます。

客室1階。
2+2の転換クロスシートが並びます。

客室2階。
2+2の転換クロスシートが並びます。

シティレールカラーのVset。
車両の半分程度が2階建て構造になっています。

中間車化された元先頭車。
かつて運転台であった部分はロングシートとなっています。
座席はVsetのクロスシートがそのまま流用されているので、ロングシートとはいえ豪華です。

朝日を浴びて、シドニーへ向かうVset。

Csetと離合するVset。
Vsetの後期車両はCsetと同じチョッパ制御を採用しました。

アダムスタウン駅に入線するVset。

ニューカッスル駅に到着したVset。

ジグザグ駅に入線するVset。
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