オーストラリア・ニュージーランドの鉄道を紹介します!
AUandNZ Railfan
Australia and New Zealand Railfan
3000型気動車
3000 class railcar
3000型気動車は1987-1996年にComengによって70両が製造されました。
最高速度は90kmです。
2両1編成となっており、各々の鉄道車両は床下式の据え付けたメルセデス‐ベンツ475馬力V12ツインターボ直接噴射ディーゼルエンジンを特徴とします。
同形式の総括制御が可能で、最大6両編成で運用されます。
車体下部が膨らんだ卵形の形状で、運転席上部に設置されたヘッドライトは小田急5000系にも似ています。
編成は3000と3100が連結して1ユニットとなっています。
3000+3100→アデレード駅
定員は3000が106人、3100が113人となっています。
車内。
ボックスシートが配置されています。
一部はロングシート及び車椅子スペースとなっています。
天井には一部つり革が設置されています。
ロングシート部分は座席を跳ね上げることができます。
ボックスシートは6人掛けと4人掛けとなっています。
最前列の座席からは前面展望ができる構造になっています。
車両妻面部。
扉周辺はロングシート及び車椅子スペースが広く取られています。
扉横にチケットマシーンが設置されています。
この機械に切符を入れると改札されます。
扉は両開きで、半自動となっています。
オーストラリアでは車両の扉は黄色く塗装されることがほとんどですが、3000型気動車は
青いラインで扉を強調しています。
扉は取っ手を横にスライドさせることで開けることができます。
閉まるのは自動です。
車内の非常口案内
車両間の旅客の通り抜けはできないようです。
アデレード駅で発車を待つ3000型気動車。
アデレード駅に入線する3000型気動車。
奥の3000と手前の3100との外観に違いはほとんどありません。
正面には貫通扉が付いていますが、旅客が通り抜けることはできません。
以前はオレンジ色の塗装でしたが、現在は全て黄色を主体としたアデレードメトロカラーになっています。
アデレード駅西側にある車庫で2000型気動車と共に配置された3000型気動車。
3000型気動車は軽いフットワークを生かし、今後も活躍していくことでしょう。
※この車庫は移転に伴い解体されました。
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