オーストラリア・ニュージーランドの鉄道を紹介します!
AUandNZ Railfan
Australia and New Zealand Railfan

ビクトリア州の鉄道
Railway of Victoria
ビクトリア州は標準軌の鉄道網を形成しており、州内の中距離列車はVライン、州都メルボルンの近郊輸送はメトロ(2010年まではコネックスのブランド名)が運行しています。
メルボルン中心部ではメトロとヤラトラム、バスが一体となったMETといわれるブランドで運賃が管理されているゾーン制となっています。
ブリスベンのGoカード、パースのスマートライダーに続いてメルボルンでもマイキというIC乗車券が導入されました。
長距離列車
Long Distance Train
メルボルンの鉄道 メトロ
Melbourne suburbahn Train METRO
メトロはメルボルンの近郊列車で、大半の路線が電化されています。
2015年店時点で15路線、217駅、総延長は869kmあり、1日当たり80万人が利用する市民の足として多くの利用者がいます。
メルボルンは急速な都心回帰が進んでおり、さらに路線の延伸や駅の新設、改良が加えられています。
なおメトロとはいっても地下区間は中心地のシティループと呼ばれる数区間のみとなっています。
紙の乗車券メットカードは廃止され、myki(マイキ)というIC乗車券に置き換えられました。
メルボルンの近郊列車の運行会社は入札制となっており、
エムトレイン(M-Train1999-2004)、コネックスメルボルン(Connex Melbourne2004-2009)、メトロトレインズメルボルン
(Metro Trains Melbourne 2009-)と運行会社が変更されています。
近郊区間 現役車両
Suburban Train Fleet
近郊区間 引退車両
Suburban Train Fleet(withdrawn)
メルボルンのおもしろ踏切
Melbourne's uniqe Level Crossing
メルボルン中心地のメトロは高架か地下で立体交差となっていますが、少し郊外
に出るとたくさんの踏切があります。
メトロとトラムの平面交差(ダイヤモンドクロッシング)となる踏切や、幹線道路の
ジャンクションを貫通する長大踏切など、さまざまなタイプが存在する踏切天国と
なっています。
しかし、踏切による交通渋滞解消のための踏切撤去事業が本格化し、近い将来に
大半の踏切が消滅する見込みとなっています。
ブイライン
V Line
VLineはビクトリア州の地域間輸送を担う、州内の中、長距離鉄道です。
2015年時点で86駅、機関車41両、客車134両、気動車154両を保有し、年間利用者数は1447万人です。
メルボルンは都心回帰に伴い郊外区間が拡大し、住宅不足解消のために新興住宅地の建設が進んでいます。
VLinehの利用者も急速に増加しているため、新線、新駅、新型車両の増備が続いています。
路線の大半のエリアにIC乗車券myki(マイキ)が導入されています。
なお、VLineはオーストラリアの一般鉄道事業者で唯一、座席の指定を伴わない客車列車を毎日運行しています。
ヤラ トラム
YarraTrams
ヤラトラムはメルボルンの街を縦横無尽に走る路面電車で、メルボルンのシンボルの一つとなっています。
2014年5月時点で総延長250km、総車両数487両、電停数1763の広大な路面電車ネットワークは世界トップレベルです。
一部の路線は24時間運行を行っておりますが、それらを駆使しても1日で全線を乗車するのは不可能かと思われます。
駅紹介
Station
保存鉄道・博物館・鉄道遺構
Tourist & heritage railways
オーストラリアで一番有名な保存鉄道、パッフィンビリー鉄道は、
客車から足を投げ出して乗車するスタイルで人気を博していましたが、事故により安全性が担保されるまでは足出し禁止に
変更されました。
現在は紹介する画像のように客車から足を投げ出すことはできません。
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