X'Trapolis 100

X'Trapolis 100は2002年から運行を開始したメトロの主力車両です。

X'Trapolis 100は2002-2015年にアルストムによって144編成、288両が製造されました。
両端が電動車、中間が付随車の3両1ユニットで、これを2つ繋げた6両編成で運行していました。
M+T+M+M+T+M
上記編成で528人が着席できました。
設計最高速度は143㎞、営業最高速度は90㎞となっています。


車体は3扉で、一般的な引き戸が採用されています。
オーソドックスな近郊用車両です。

2010年頃は運行会社がコネックスからメトロに変わったばかりで、前面のロゴにメトロのステッカーを 張っただけで、側面はコネックス時代のままでした。
現在は全てメトロの装飾が施されています。


車内。
2+3のボックスシート、扉付近のみロングシートのセミクロスシートとなっています。
現在は2+2のボックスシートに変更されています。



車内案内表示機。
貫通扉の上に設置されています。
駅停車中は
WELCOME TO METRO
コネックス時代は
WELCOME TO CONNEX TRAINS
と表示されていました。


地下駅のメルボルンセントラル駅に入線するX'Trapolis 100


イーストリッチモンド駅に入線するX'Trapolis 100


複々線区間でイーストリッチモンド駅を通過するX'Trapolis 100
この列車は種別がリミテッドエクスプレスと案内されていますが、通過駅は2駅のみとなっています。
列車の追い越しもありません。


メルボルンセントラル駅に停車中のX'Trapolis 100
LED式行先表示機がありますが、表示面積が細いです。


サザンクロス駅に入線するX'Trapolis 100
奥にはシーメンスネクサスが見えます。


近代的な造りのサザンクロス駅で発車を待つX'Trapolis 100


電車通勤を奨励するポスター。
X'Trapolis 100もメトロの装飾となっています。
現在は全てのX'Trapolis 100がこの装飾となっています。




メルボルン中心地でメトロの装飾のシーメンスネクサスと離合するコネックス仕様のX'Trapolis 100
ほぼ同時期に導入された2車種ですが、シーメンスネクサスの制御装置の問題により、X'Trapolis 100のみが増備されることとなりました。


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