クイーンズランド州の鉄道
Railway of QUEENSLAND

クイーンズランド州の鉄道は軌間1,067mm(3フィート6インチ)です。
鉄道はクイーンズランド鉄道(QR)が長距離列車トラベルトレインと近郊列車シティトレインを運行してます。
シティトレインではオーストラリアで初となるIC乗車券、GOカードを導入しました。(日本語だとイコカ?!)



長距離列車
Long Distance Train



ブリスベンの鉄道 シティトレイン
Railway of Brisbane CITYTRAIN

ブリスベン近郊の鉄道はシティトレインと呼ばれています。
シティトレインの走る区間は25kvで電化されており、近郊列車は全て電車で運行されています。 運賃はゾーン制となっており、IC乗車券GOカードを利用すればバスやフェリーとも共通になっています。
車両は近郊用と中距離用に分かれていますが、外観はほとんど一緒、内装は荷物棚とトイレの有無なので、一般の旅客はあまり違いを意識していないでしょう。


新世代車両 NGR
New Generation Rollingstock NGR


新世代車両 NGR
New Generation Rollingstock NGR





2022年までに引退する車両
withdrawn 2022

ブリスベン初の電車である近郊用車両EMUと中長距離用ICEは2022年までに引退します。




ゴールドコーストの鉄道
Railway of Gold Coast

ゴールドコーストを走る唯一の鉄道G:linkは、ゴールドコーストライトレールとも呼ばれ、オーストラリアのクイーンズランド州の ゴールドコースト中心地を結ぶ唯一の鉄道です。 このライトレールは19の駅からなるの20㎞の路線で構成されています。 ヘレンズベール駅はシステムの北端であり、ブロードビーチ南は南端です。 この路線は2014年7月20日に開通し、2017年12月17日にゴールドコースト大学病院から シティトレインのヘレンズベールまで北西に延長され、ブリスベンとゴールドコーストが鉄道で結ばれることに なりました。
なお、かつてはカジノとショッピングセンターを結ぶだけの孤立した跨座式モノレールが走っていました。
G:Link開通時はまだモノレールも存在していたため、オーストラリアで唯一のモノレールライトレールの立体交差 が存在していましたが、程なくしてモノレールは廃止・解体 されました。



ゴールドコーストライトレール G:link
Gold Coast Light Rail "G:link"




ロックハンプトンの鉄道
Railway of Rockhampton

オーストラリアのノースコースト本線は、クイーンズランド州の州都ブリスベン、ローマストリートから東海岸線を北上してケアンズ までを結ぶ1680.58kmの長大幹線です。これは日本の路線に当てはめると、上野から稚内までの1610.9kmと同等程度の距離となります。 (上野ー札幌の寝台特急北斗星1214.7km+札幌ー稚内の特急宗谷396.2km)
ブリスベンから638kmに位置するロックハンプトンまでは電化されており、この間は日立製振り子式電車特急が数往復設定されています。
電化区間の北限であるロックハンプトンは交通の要所であり、ロックハンプトン駅の北にある併用軌道が特徴的です。




バイロンベイの鉄道(ニューサウスウェールズ州)
Railway of Byron Bay (New South Wales)

バイロンベイはオーストラリアの最東端に位置する街で、人気観光地の一つです。
バイロンベイはシドニーのあるニューサウスウェールズ州に位置し、シドニーから北に770キロもあります。
一方隣接するクイーンズランド州のブリスベンからは165キロ程で、観光地のゴールドコーストからは80キロ程なので、 シドニーよりもブリスベンからの観光がメインとなります。
そのため、ニューサウスウェールズ州の鉄道とはなりますが、クイーンズランド州の鉄道としても紹介することにしました。
アクセスとしてはゴールドコースト空港からのリムジンバス(スカイバス)やツアーシャトルバスが便利です。
ちなみにツアーシャトルバスは本数が多くて魅力的ですが、出発日2日前に集客不足でキャンセルとなってしまった経験があります。
スカイバスは空港連絡の使命もあるためか、予約は自分一人でしたがちゃんと運行されました。



---PR---


TOP