グレンウェイブレイ線 コーヨン踏切
Glen Waverley Line Kooyong Level Crossing

コーヨン踏切はメトロのグレンウェイブレイ線のヘイイントン～コーヨン間にあるメトロとトラムの平面交差の踏切です。
グレンウェイブ線はかつて2つの平面交差を持っていましたが、そのうちの1つが近年 撤去されてしまい、
グレンウェイブ線では唯一の平面交差となってしまいました。
この踏切は撤去計画があり、いずれは姿を消してしまうと思われます。

コーヨン踏切はグレンウェイブ線のヘイイントンとコーヨンの間にあるメトロとトラムの平面交差の踏切です。
メトロとトラムはそれぞれ複線で、どちらも日中毎時4本以上の高頻度運転です。

すぐ傍にはコーヨン駅があります。
周辺には他に踏切が無いため、コーヨン駅の構内踏切を兼ねた格好となっています。

コーヨン駅の駅看板とコーヨン踏切。
メトロとトラムそれぞれどの方向からの乗換えでも、短時間で乗換えることができます。

メトロのコーヨン駅ホームからコーヨン踏切を望む。
なお、踏切内においてはメトロの速度制限が30kmに指定されています

北側からのコーヨン踏切全景。

南側からのコーヨン踏切全景。

コーヨン踏切内からコーヨン駅構内を望む。

この付近は踏切自体が少ないため、車の交通量も多めです。

踏切の傍にある監視小屋。
古くから使用されていそうな木造の建物です。

建物のすぐ横は歩行者用の踏切があります。
歩行者用の踏切は遮断棒ではなくフェンスが閉まるタイプです。

架線柱はメトロとトラムの架線両方を支える幅の広いタイプとなっております。
そのため、周辺に架線柱が乱立せずにスッキリとしています。

コーヨン駅を発車したシティループ直通列車。

グレンウェイブ線の車両は3＋3の6両編成が基本となっており、駅に停車する列車が ゆっくりと入線することもあって踏切の閉まっている時間が長めです。

コーヨン踏切は交通量の割りに車線が少なく、付近に他の踏切も少ないため日中でも混雑しています。。

コーヨン踏切もオーストラリアでお馴染みの片側のみの遮断棒となっています。
歩行者は歩道、自動車は走行車線のみを遮断する合理的な構造です。。

この日はたまたまトラムがトラックワーク(保守工事)の影響で、平面交差を通過する16系統が運休となっていました。
16系統は本数の多い路線なので、運休していなければメトロとトラムの顔合わせを見ることができたのですが、残念でした。

トラム16系統の代行バス。

第一線を退いた古いベンツ製です。

こちらはボルボ製の代行バス。

行き先はトラムと同じ16系統のメルボルン大学行きです。

ヤラトラム代行バスのステッカー。

コーヨン駅の踏切を通過するトラム代行バス。

本来はこの場所からメトロとトラムの競演を見れるはずでした…

コーヨン踏切の動画集。コーヨンからヘイイントン駅の車窓往復、コーヨン駅を発車 するグレンウェイブ行きの動画も含まれています。

コーヨン踏切のダイヤモンドクロッシングを通過する際に発生する独特のジョイント音に注目です。
トラム運休のため、メトロの動画のみとなっております。



グレンウェイブ線には、このコーヨン駅から2つ目のガーディナー駅にもメトロとトラムの 平面交差の踏切がありましたが、2016年1月に撤去されました。
このコーヨン踏切もいずれ撤去される可能性が高いのではないかと思われます…

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