オーストラリア・ニュージーランドの鉄道を紹介します!
AUandNZ Railfan
Australia and New Zealand Railfan
アルメイン線 リバースデール踏切
Alamein line Riversdale Level Crossing
かつてのメルボルンにはこのような形態の踏切が数多くありましたが、 現在はリバースデール踏切 を含む3箇所のみとなりました。
アルメイン線の起点、キャンバーウェル駅の隣にあるリバースデール駅。
リバースデール駅とウィルソン駅の間にあるリバースデール踏切はリバースデール駅の
すぐ傍にあります。
上の画像と同じ位置から。
ひとつの場所でメトロとトラムの両方を堪能できます。
なお、この踏切はメトロが優先となっています。
リバースデール駅のすぐ傍に踏切があり、リバースデール駅はメトロとトラムの乗り換え駅と
なっています。
線路の先にはリバースデール駅のプラットホームが見えます。
リバースデール踏切西側からの全景。
踏切の傍には監視小屋と信号施設があります。
模型の世界にありそうな可愛らしい建物です。
踏切の監視小屋。
昔ながらの木造で味のある建物です。
ダイヤモンドクロッシングから隣接するリバースデール駅を望みます。
上空にはメトロとトラムの架線が張り巡らされています。
ダイヤモンドクロッシング部分。
車両が通過するときは独特のジョイント音が響きます。
メトロの複線分とトラムの複線分の架線が交差します。
メトロとトラムの架線交差箇所には絶縁が施されています。
トラムは1500V、メトロは600Vと異なる電圧の架線が交差する光景は日本では見られません。(恐らく)
リバースデール踏切の東側からの全景。
メトロとトラムが至近距離で顔を合わせます。
メルボルン中心地の交差箇所は全て立体交差となったため、このような
光景が見れるのはこのリバースデール踏切を合わせて3箇所のみとなりました。
近年本格化した踏切撤去事業により、この光景がさらに貴重なものとなりそうです。
リバースデール駅を発車したメトロ。
ダイヤモンドクロッシングを渡るときはゴトゴトと独特の走行音が響きます。
メトロの通過を待つトラム。
踏切には自動車用の信号の横にトラム専用の信号機もあります。
続行で走るトラム。
この区間は2系統のトラムがあり、一方メトロのアルメイン線も日中は毎時4本となっているため
、両者が顔を合わせる機会が多い…はずですがタイミングがなかなか合いません。
ダイヤモンドクロッシングを通過するトラム。
通過時にはゴトゴトと独特の走行音が響きます。
カーブを抜けてリバースデール駅に進入するメトロ。
遮断棒は自動車の進行を止める方にしか設置されていません。
これなら進入する車を止めることに加え、踏切内の車は遮断棒に阻まれる
ことなく踏切外に脱出することができます。
歩行者は歩道を通るため、車道の遮断棒は関係ないという合理的な造りです。
歩道側は遮断棒ではなく、フェンスが閉まる構造です。
歩行者は車道を通らないことが前提となっています。
遮断棒が半分しかない踏切はオーストラリアらしい光景です。
リバースデール踏切を通過するメトロとトラムの動画集です。
ダイヤモンドクロッシングを通過するときに響く独特のジョイント音に注目です。
リバースデール踏切は現在のところ撤去予定はありませんが、この光景がいつまでも見られることを祈ります。
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