オーストラリア・ニュージーランドの鉄道を紹介します!
AUandNZ Railfan
Australia and New Zealand Railfan
ADK編成
ADKset
全編成が2014年までに引退しました。
ADLはかつてオークランド近郊輸送の主力となっていた気動車です。
ADK+ADBの2両1ユニットで運行されていましたが、2007年の車両更新の際に
ADK+ADB+ADB+ADK
の4両固定編成となりました。
もともとはオーストラリアのトランスパースで活躍していました。
1967年からパースの近郊列車が電化される1993年まで活躍し、その後ニュージーランドに9編成とADB単体で1両が輸出されました。(ADK単体1両はパースで保存されているようです)
オークランドの近郊輸送は同じ年の1993年に開始。トランスパース時代からほとんど更新することなく使用されました。
2007年より更新工事によって外観が大きく変わり、トランスパース時代の面影はほとんど無くなりました。
この際にADK+ADBの2両1ユニットをADK+ADB+ADB+ADの4両1ユニットに組み替えられました。
中間に埋められたADBの車両正面は改造されずトランスパース時代のままとなっていました。
ADKは動力車で車内は固定式クロスシートです。
車長は21.09 m
最高速度は90km
ADBは付随車で真中1扉の外観が特徴的、車内は固定式クロスシートです。
ADKよりも車長が短く16.66 mです。
ADKに対しADBの車長の短さがわかります。
4両1編成のため日中はあまり運用に入らず、通勤時間帯の運行が多かったです。
ADB車両正面。
トランスパース時代の顔が残されています。
予備車としてADB1両がトランスパース時代のまま更新されず留置されていました。
この予備車はADK編成が全て引退した際にオークランド近郊のロックンロードペイントボール競技場(Lock N Load Paintball)に引き取られました。
ペイントボールとはサバイバルゲームの一種のような競技で、公式HPではバリケードとして活躍?するADBの姿が確認できます。
ADKは動力車なので屋根にラジエーターがありますが、付随車は屋根上がすっきりしています。
ADLと離合するADK。
ADLは2002年に一足早く更新工事を受けました。
2007年のADKの更新改造でも共通の部品が多く使用されていることがわかります。
オークランド都心を離れるADK。
イースタンラインの海上築堤を走るADK。
近代的なブリトマート駅で発車を待つADK。
ブリトマート駅でADLと顔を合わせるADK。
イースタンラインの非電化ならではのすっきりとした風景を走るADK。
ウェストフィールド駅に隣接する車庫でADLと共に留置されるADK。
夕方、帰宅する通勤者を運ぶADK。
メドーバンク駅を発車するADK
ライトを点滅させて発車しています。
オーストラリアとニュージーランド、1967年から2014年まで近郊輸送に徹する47年の活躍でした。
---PR---