ADL編成
ADLset

ADL編成はオークランドトランスポートが所有するの気動車です。

ADLはオークランド近郊輸送の主力となっている気動車です。
ADL+ADCの2両1ユニットとなっており、輸送状況に応じて2ユニット4両で運行することもあります。


もともとはオーストラリアのトランスパースで活躍していました。
1982年からパースの近郊列車が電化される1993年まで活躍し、その後ニュージーランドに10編成全てが輸出されました。
オークランドの近郊輸送は同じ年の1993年に開始。トランスパース時代からほとんど更新することなく使用されました。
2002年より更新工事によって外観が大きく変わり、トランスパース時代の面影はほとんど無くなりました。
現在10編成全ての更新が完了しています。


側面の客用扉以外の部分は、種車の面影を残しています。


車内の様子。
運転台後ろは一部ロングシートになっています。


扉間の客室は2+2の集団離反式クロスシートが並んでいます。
車両の真中には小さな機械室が車両を仕切るように配置されています。


車内につり革や網棚はありません。
更新によってトランスパース時代よりも座席の背が高くなりました。


車両間は旅客の通り抜けが禁止されており、車掌のみが通行します。


イースタンラインの海岸線をはしるADL
非電化ならではのすっきりとした光景です。


オークランドの港湾地帯を望む。


イースタンラインの海上築堤を走るADL


イースタンラインの海上築堤を走るADL


SA編成と離合するADL


夕方の通勤輸送で活躍するADL


更新によってLED式行先表示機が設置されたADL。
2007年にADKが同様のリニューアルをするまではニュージーランドで唯一LED式行先表示と搭載している車両でした。


メドーバンク駅を発車するADL




現在はオークランドの近郊全線電化が完了し、ADLは末端区間のみの運用となっています。


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