オーストラリア・ニュージーランドの鉄道を紹介します!
AUandNZ Railfan
Australia and New Zealand Railfan
オークランド ドックライントラム
Aucklamd Dockline Tram
ワインヤード地区を周遊する路面電車です。
オークランドでは1956年に廃止された路面電車が55年ぶりにワインヤード地区に復活しました。
1.5kmの環状線で時計回りでウォーターフロント商業エリアを運行します。
停留所は4つあり、1番、2番、3番、4番とナンバリングされています。
車両は2両在籍しています。
この車両はNo. 258
1927年から60年間オーストラリアのメルボルンで活躍していました。
オーストラリアのビクトリア州ベンディゴで保存された後、オークランドドックライントラムに提供されました。
2台の4輪ボギー台車を履いており、車両中央にはデッキと解放された木製のクロスシートが装備されています。
No.257
メルボルンで No. 466として活躍していました。
現在の番号はニュージーランドのBirney tramcarsと同じだそうです。
車内は転換クロスシートが並んでいます。
木目の内装が印象的です。
シートは転換可能ですがこの路線は一方通行なので、全ての座席が進行方向を向いています。
窓は手動で開閉ができます。
運転台。
この日はワンマン運転でした。
車内放送もマイクで行います。
つり革と、停車を運転士に伝えるヒモが天井にあります。
ヒモを引くとベルが鳴るかと思われますが、合図がなくても各駅に停車します。
4番電停に停車中のNo.257
4番電停は車庫の最寄り電停です。
4番電停を出発すると進路を東へ、ウォーターフロント地区を走ります。
1番電停手前からは進路を南へ進みます。
徒歩でこのまま直進すると、600mほどでブリトマート駅に着きます。
1番電停手前で客扱いをするNo.257
1番電停に停車中のNo.257
この先は公道上の併用軌道を走行します。
1番電停で発車を待つNo.257
1番電停付近からはヨットハーバーやスカイタワーを望むことができます。
ブリトマート駅まで続くワインヤードクロッシングブリッジは可動橋となっており、船が通行するときは橋が跳ね上げられます。
4番電停に停車中のNo.257
チケットは停車中に乗務員から購入します。
支払いは現金のみの扱いです。
このときはメルボルンの路面電車のみ在籍していましたが、オークランドで活躍したNo.44が最近仲間に加わったようです。
No.44はモータットに保存されていました。
定休日 クリスマス
運賃 大人2$ 子供1$ 乗車券は1日有効です。
運転間隔 12-15分程度
ブリトマート駅から海岸沿いに西へ600m 徒歩10程で1番電停に着きます。
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