オーストラリア・ニュージーランドの鉄道を紹介します!
AUandNZ Railfan
Australia and New Zealand Railfan
ジグザグ鉄道
ZigZag Railway
現在は被災のため運休しているようです。
NSWトレインリンクのジグザグ駅の隣にジグザグ鉄道の車庫があります。
SLやDL,客車が並んでいます。
この車庫は2013年の大規模な山火事で消失してしまったようです。
気動車も在籍しています。
この気動車はクイーンズランドレールの2000型気動車です。
クイーンズランド州でもケアンズにおいて観光列車サバンナランダーとして活躍している車両です。
元々標準機であった路線跡をジグザグ鉄道は狭軌で路線復活をしたため、標準軌の現在線とは車両のやり取りはできません。
そのためジグザグ鉄道は狭軌の車両のみ在籍しています。
ところでこの2000型気動車は東山動物園に保存されているモノレールと似ていると思いませんか?
車庫を過ぎると始発駅であるボトムポイント駅があります。
ここで切符の購入をします。
出庫した車両はこのボトムポイント駅で一旦スイッチバックをすることになります。
ボトムポイント駅奥の引込み線にも客車が何両か留置されていました。
SLが出庫してボトムポイント駅構内に入線しました。
車庫からボトムポイント駅までの短い区間も結構な上り勾配なので、蒸気がよく出ています。
一旦スイッチバックをし、客車の後ろに回りこみます。
その後、給水をし、これからの登坂に備えます。
今回牽引を担当するこのSLは1072 City of Lithgowと名づけられています。
クイーンズランド州で活躍してたこのSLはBB18 1/4と呼ばれるもので、1950年から1958年までの間に55両が製造されました。
ブリスベン大都市圏で長距離旅客及び貨物輸送等、1970年まで活躍していました。
給水を待っている間、すぐ横の現在線をシドニーへ行くVsetが駆け抜けていきました。
給水を終えると来た道を戻り、客車先頭に回りこみます。
いよいよ連結。
発車の準備が整いました。
現在線と車庫を見下ろしながら、ぐんぐんと坂を上っていきます。
これから渡る石造りのアーチ橋がみえてきました。
現在線に対し、かなり高低差がでてきました。
スイッチバック後に渡るアーチ橋が見えます。
ここでスイッチバックを行います。 その間、乗客は周辺を散策することができます。
トップポイント駅からの眺め。
SLは一旦駅奥の引込み線に入線します。
機回し中のSL。
トップポイント駅は2面2線の対向式ホームです。
山に囲まれた立地となっており、周囲に人工物はほとんどありません。
展望台も整備され、雄大な景色を眺めることができます。
SLのスイッチバックが完了しました。
トップポイント駅を出発!
終点のクレランス駅を目指します。
先ほど見えた石造りのアーチ橋を渡ります。
真ん中に先ほど通行したトップポイント駅までのアーチ橋が見えました。
その上にトップポイント駅からクラレンス駅までの線路が続いています。
右下には現在線が確認できます。
現在線はスイッチバックを避けるため、かなり緩い勾配で坂を上っているのがわかります。
山間部を縫うように走ります。
これはディーゼル機関車の車体でしょうか!?
タンク車にはハングルが表記されていましたが、どういう由来なのでしょうか?
気になります。
古そうな貨車。
ここにも2000型気動車が1両留置されていました。
今回乗車している客車と同系と思われる車両。
終点のクラレンス駅に到着しました。
線路自体はまだ少し続いているようです。
SLと客車が切り離されました。
機回しをするSL。
クラレンスには立派な給水棟があります。
SLの入換えが完了しました。
クラレンス駅のすぐ傍にSLの廃車体と2000型気動車が留置されていました。
この2000型気動車は顔が切り妻です。
貨車を利用した倉庫がありました。
クラレンス駅を出発する準備が整いました。
今回乗車した客車。
扉は外に開きます。
今回乗車した客車。
車内に手動のブレーキがあります。
ボックスシートが並んでいます。
石造りのアーチ橋を渡り、ボトムポイント駅まで戻ります。
ゆっくりと時間が流れているようです。
と思っていたら本当にゆっくり走っていたようで、シドニーに戻る列車に接続しませんでした。
次の列車まで2時間待ちでしたが、職員のご好意でもう1往復乗せて貰えることになりました。
(そのため説明の写真が前後しています)
雄大な景色が楽しめるジグザグ鉄道。
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